祈りの効果
今年は年明けに神社へ行き、お祈りはされましたか?
お参りへ行くと様々な形で「祈り」的なことをするかと思います。
今回は「祈り」の効果の記事をご紹介できればと思います。
目次
- お祈りとは
- 祈りの種類
- 具体的な例
お祈りとは
ここでいう祈りとはごく一般的なものですね。
祈りというと神社、教会、お寺などで、神や仏に祈る事を思いつく人が多いかもしれません。
しかし、ここでの祈りは一つの宗教を対象にしたものではなく、祈る行為についての効果となります。
どんな神、創造主に対してでも、どんなものに対しての祈りでも構いません。
祈りは医療の現場で面白い実験結果を出しています。
心臓病の専門医ランドルフ・バード氏が行った実験ですが、心臓病の患者を対象に患者には知らせず、祈ってもらった人と普通に入院していた患者では祈ってもらった患者は普通の入院患者より症状の改善がよく、治療の度合いが軽くなったそうです。
祈りの種類
そもそもとして祈りは二種類に分かれるらしく
祈りは2種類に分類できます。
一つは
- 「神格化されたものに対して何かの実現を願うこと」
神社などで「〇〇祈願」と言われるものや、「願掛け」といったものです。こちらは自分の望む結果を指定して祈ることで「指示型」の祈りとなります。
もうひとつは
- 「創造主に感謝を宣べること」
具体的に結果を望むものではなく、万物の創造主にお任せし、その意思に感謝を宣べることで「非指示型」となります。
具体的な例
日常生活での具体的な例をあげてくれています。
・朝の祈りは1日の気分を上げる
一人一人朝起きてからのルーティンがあると思います。朝はもちろん1日の始まりです。寝起きの眠気や前日までの疲れ、嫌なことをひきづることはその日1日を台無しにしてしまうかもしれません。
まずは朝のひとときに瞑想や祈りの時間を作ってみましょう。ネガティヴな感情は朝のうちにリセットして穏やかな心で1日を始めましょう。
・作業をスタートする前の祈りは集中力UP
仕事や勉強を始める前に祈りの時間を取り入れましょう。集中力が上がり、パフォーマンスアップにつながります。
例えば、調理師が料理を作る前に食べる人の笑顔をイメージして調理するのといきなり調理に取り掛かるのでは、同じ手順で調理してもその味には違いが出るそうです。
また、プロスポーツ選手でも競技前にイメージトレーニングを取り入れているところをみる事がありますよね。祈りで良い結果をイメージすることで、自分のパフォーマンスを上げる事ができるのです。
・祈ることでインスピレーションを掻き立てる
作業に入る前に祈りを行うと、集中力だけでなく、インスピレーションの向上にもつながります。
これは脳科学の世界でも証明されている「網様体賦活系(もうようたいふかっけい)の働きによるものです。私たちの脳は見たり、聞いたりした情報を取捨選択して必要な情報だけを選んでいるのです。作業前にその内容に対して意識を高めることで、得られる情報の量や質を高める事ができます。
特に閃きが必要な企画などの仕事や、授業科目などの前には祈りを行い、意識を高めておきましょう。
・自分の悩みが解消されやすくなる
祈りは、自分の中にある物事に優先順位をつけてくれます。
祈りの対象を人の悩むことに向けてみましょう。自分の悩みは小さなことに感じることができるはずです。祈りは、本当に優先すべきことに気づかせてくれるでしょう。
・シンクロニシティが起こりやすくなる
シンクロニシティとは、因果関係のない複数の出来事が離れた場所で同時に起こる原理で、心理学者のユングが提唱した概念です。これは「物理的に離れていても、意識は集合的無意識によって交流している」という考え方になります。
皆さんも、誰かに電話をかけようとしたら相手からかかってきた…などということがあると思います。自分の事だけを考えていると孤独を感じやすくなりますが、たとえ自宅で一人だったとしても、祈ることによって人とのつながりを意識する事ができるはずです。
・幸福感に満たされた毎日が送れる
祈りは生活の中の幸福感を上げる事ができます。
人とのつながりや、心の落ち着きを取り戻すことによって、現在の状況に感謝し、生きていることの喜びを感じる事ができるのです。
そしてその幸福感は飲酒などの現実逃避の幸福感と違い、現在を全て受け入れて得られるものです。それはさらに良くしようという力の原動力にもなるはずです。
お祈りいうと、ちょっとスピリチュアル的な、不思議な感じもしますが、
実は普段の日常生活で自然にやっていることだったりしますね。
今回はお祈り効果の記事をご紹介しました。