自然の効能

 

 

 

かくいう僕は自然大好きでして、、、

キャンプや森林浴もとても大好きで自然にはよくいきます。

 

森林浴には具体的な効能があるようで、それを今回ご紹介できればと思います。

 

 

目次

  • 森林浴の効果
  • 森林浴の効果的をあげる方法

 

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森林浴の効果

 

脳の前頭葉が落ち着く

前頭葉の前部皮質の働きが抑制されるということが研究で判明しており、この研究では消極的な考え方をする傾向が、自然に囲まれたり触れたりして森林浴を行うと、自分の行動や思考を振り返り、反省や後悔をするなど自分を責め考え込ませてしまう性格がましになったという結果があります。

この消極的な考え方の傾向は、深くなればなるほどうつ傾向が強くなり精神的に追い込まれてしまうので、森林浴を行うことでネガティブ思考がポジティブ傾向に近づくことができるという利点があります。また、日常の思い考え事や心配事が少なることででストレスの軽減も期待できます。

 

 

交感神経の抑制

大自然の中と都会の中での心拍数の変化を調べる実験では、森林の中の方が心拍数が落ち着いてリラックスしている数値が出ており、ストレス指標である交感神経の活動が低下し、森林浴において心が安らぐということが証明された。これにより森林浴ではストレスが緩和されるということが分かる。

これは森林浴中は頭が安らぐということを意味しており、自然の中で本を読んだり勉強すると集中できるということや睡眠の質が良くなるということが期待できます。

 

 

副交感神経の活性化

副交感神経は休息の際の重要な神経と言われているほど、一般的には夜に寝ている間などに優位になるような神経で、心が落ち着いた状態の時にこの副交感神経が活性化されます。この神経が活性化されることで血管を拡張させ血流が通りやすくなったり、ホルモン分泌が増加し体の中からリフレッシュさせてくれるという効果があります。栄養の吸収が向上したり老廃物を排出しやすくしたり、免疫力を上げてくれたりと良いことずくめです。

 

 

ストレスホルモンの濃度低下

副腎皮質という部分から分泌されるステロイドホルモンのコルチゾールとはストレスがかかることに従って免疫・中枢神経・代謝に対して多くの生理学的な作用を起こします。森林の中と都会で唾液中に含まれるコルチゾールを計測した結果、森林の中を歩いていた方がこのストレスホルモンが減少していたことが発覚した。

このように森の中や自然溢れる場所でリラックスすると癒しの効果があり、心安らぐ時間を楽しめます。

 

 

ナチュラルキラー細胞の活性化

ナチュラルキラー細胞(NK細胞)とは自然免疫の一種で、悪い細胞を攻撃するリンパ球です。この細胞は特に腫瘍やウイルスなどの体に悪い細胞を攻撃するような効果があります。

森林浴・森林セラピーを行うことでこのナチュラルキラー細胞が活性化し、いつもよりも体に悪い敵たちを攻撃してくれます。その結果体も心もストレスから解放されリラックス効果もあります。

 

 

芳香物質フィトンチッド

森林浴での匂いの効果で有名なのはフィトンチッドという成分です。この言葉にはロシア語が語源で「植物」と「殺菌効果」という意味から成っています。この芳香物質は植物が成長する際に幹や葉から放出される物質で、この物質は一部が酸化する事であの有名なマイナスイオンを発生させ色々な良い効果があります。

この成分には「血液をサラサラに」「細胞を活性化」「抵抗力を強める」「自律神経の調整」等の効果があり、マイナスイオンは細胞の活性化や老化の防止のカギを握っているのです。

マイナスイオンにより、心安らぐ効果があり、癒しの効果もあります。血圧が下がったり、爽快感を感じたりと普段のストレスからの解放もできますし、疲労防止や回復など、ちょっと疲れている人にはオススメの成分なのです。

 

 

このフィトンチッドには消臭効果などもあるようです。

森や山の中では多くの動物たち、動物のフン、死骸、雨が降った後の草木の腐敗など、キツく臭い匂いはたくさんあります。ですが森の中にはそのような臭い匂いなどはありませんよね。それはなぜなのでしょうか。その理由がこのフィトンチッドという物質なのです。この物質には消臭や脱臭という効果があり、森の中の空気を自浄してくれているのです。

 

 

 

森林浴の効果的をあげる方法

 

森林浴の効果的な方法

森林浴はもちろん毎日行っても良いですが、その効果はある程度継続するという研究成果も報告されています。上記で述べた悪い細胞を倒すナチュラルキラー細胞は森林浴の後1週間は活性化されているので、大体1週間の頻度で行うことをオススメします。

森林浴を行う時間も朝早くや夜遅くでは心安らぐ癒しの時間というよりは、寒くかったり暗すぎたりして緊張してしまい逆にストレス負荷がかかってしまいがちで、リラックス効果は少ないです。なので、お昼の適度な日差しがあり、体感の気温がちょうど良い時がオススメです。

 

 

森のなかで運動をするのもいいようですね

森林浴を行う際は動かずじっとしていなければならないという事はありません。森林セラピーの際にヨガなどの運動を行うことも多くあります。このように森林浴と有酸素運動を一緒に行うのが良いでしょう。あまり動かず視覚や聴覚に余裕がある五感で楽しむことができるような運動を行うのが一番良い森林浴になるでしょう。

良く森林浴やデラピー効果が期待できるような公園では遊歩道が完備されており、散歩が気軽にできるようになっているところも多いです。

 

都内で身近に自然がない人などは、近所の公園などで自然を感じてみても効果がありそうですね。

 

以前に集中力を鍛える - ...etcでご紹介したのですが、自然のなかでする歩行瞑想はとても気持ちがいいのでおススメです。

 

ぜひ、お試しくださいね。